セッションあたりのページビュー/ユーザあたりのページビューの違い
GA4情報
こんにちは、FAROチームです。
今回の記事ではセッションあたりのページビュー(PV)とユーザーあたりのページビューの違いについてご説明します。
FARO REPORT NEXTではベースの指標としてアクティブユーザーを利用することを推奨しています。
指標の違いについて改めての解説となりますので、ご一読ください。
そもそもページビューとは
ページビュー(PV)とは、ユーザーがウェブサイト内の特定のページを閲覧した回数を指します。同じユーザーが同じページを何度も閲覧した場合でも、その都度カウントされます。
例えば、あるユーザーがページAを3回、ページBを2回閲覧した場合、合計のページビュー数は5となります。
この指標は、サイト内の各ページがどれだけ閲覧されているかを把握する際に役立ちます。
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セッションあたりのページビューとは
セッションあたりのページビューとは、1回の訪問(セッション)中にユーザーが平均して何ページ閲覧したかを示す指標です。
計算式は「ページビュー数 ÷ セッション数」で求められます。
例えば、サイト全体でページビュー数が1,000、セッション数が250の場合、セッションあたりのページビューは4となります。この指標は、ユーザーがサイト内をどれだけ回遊しているかを示すもので、サイトの使いやすさやコンテンツの魅力を測る際に有用です。
ユーザーあたりのページビューとは
ユーザーあたりのページビューとは、1人のユーザーが平均して何ページ閲覧したかを示す指標です。
計算式は「ページビュー数 ÷ ユーザー数」で求められます。
例えば、ページビュー数が1,000、ユーザー数が200の場合、ユーザーあたりのページビューは5となります。
この指標は、個々のユーザーがサイト内でどれだけ多くのページを閲覧しているかを把握するのに役立ちます。
2つの違いとは
セッションあたりのページビューとユーザーあたりのページビューは、どちらもサイト内でのページ閲覧数を測る指標ですが、焦点が異なります。セッションあたりのページビューは、1回の訪問中の平均閲覧ページ数を示し、ユーザーあたりのページビューは、1人のユーザーが全訪問を通じて平均何ページ閲覧したかを示します。例えば、同じユーザーが1日に2回サイトを訪れ、それぞれの訪問で3ページと5ページを閲覧した場合、セッションあたりのページビューは4((3+5)/2)、ユーザーあたりのページビューは 8となります。
2つの指標の使い方
これらの指標を活用することで、ユーザーのサイト内での行動や興味を分析できます。
セッションあたりのページビューが低い場合、サイト内のナビゲーションが分かりづらい、またはコンテンツが魅力的でない可能性があります。一方、ユーザーあたりのページビューが高い場合、リピーターが多く、サイトのコンテンツがユーザーにとって有益であることを示唆します。これらの指標を定期的にチェックし、サイトの改善点を見つけることで、ユーザーエクスペリエンスの向上やコンバージョン率の改善につなげることができます。
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